ピルでおこる腹痛への対処法

ピルと腹痛

副作用としての腹痛

ピルの服用により、体内のホルモンのバランスが変化することで腹痛がおこることがあります。これは体がピルに慣れていけば症状は改善することがほとんどで、個人差はあるものの2~3か月ほど服用を続ければ改善されることが多いです。しばらく服用を続けても腹痛が止まらないとき、出血を伴うとき、症状が激しいときは、医師に相談してください。

血栓症の初期症状としての腹痛

ピル服用中に血栓症を発症するリスクは非常に低いものですが、その初期症状として注意が必要な症状の中に腹痛もあげられます。ピルの服用中にいつもと異なる激しい腹痛などが現れた場合は、血栓症の初期症状という可能性もあります。もしいつもとは異なる腹痛が起こったときは、ピルの服用を中止して医師に相談してください。

腹痛を起こした場合の対処法

・下痢を伴わない腹痛や腹痛

下痢を伴わない腹痛の場合、ほとんどの場合がピルの服用を始めたことによる軽い副作用だと考えられます。ピルが身体に慣れるまでの2~3か月ほどが経過すれば症状が落ち着くことがほとんどです。

・下痢を伴う腹痛

軽い症状の下痢の場合、症状が1回程度の場合は、ピルの効果に影響を与える可能性は少ないためそのまま、ピルの服用を続けて下さい。ただし下痢の程度や回数が多いといった激しい症状がある場合は、ピルの有効成分が体外に排出され、避妊の効果が弱まっている可能性があるので、症状を説明のうえ医師に相談し、追加の服用を検討して下さい。一般的に服用後すぐ下痢や嘔吐があった場合は、その日は追加で服用することがすすめられます。また、下痢が数日続いているようなら避妊の効果が弱まっている可能性があるので、コンドームなど他の避妊方法が必要です。

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