十味敗毒湯

007 八味地黄丸

身体を温めて、冷えからくる痛みを取り除く 加齢とともに低くなる新陳代謝を高め、冷えからくる痛みを取り除く役割がある、漢方でいう「附子」のひとつです。慢性的な痛みや足腰のしびれなどの改善をはかります。高血圧が原因となる肩が […]

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006 十味敗毒湯

身体から毒素を取り除く 中国漢方をもとに、日本で初めて全身麻酔による外科手術に成功した華岡青洲によってつくられた漢方薬です。十種類の生薬で身体から毒素を取り除くことから「十味敗毒湯」と命名されました。このことで化膿を抑え […]

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017 五苓散

体内の水分のバランスを調整する 漢方では「気血水(きけつすい)」※の「水」が滞った状態を「水滞」と呼び、水分の代謝がうまくいかないことで様々な不調があらわれます。口渇、むくみ、頭痛、めまい、尿量の減少、下痢などはこの「水 […]

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020 防己黄耆湯

肥満症に用いられる代表的な漢方薬 水分の代謝が悪く、余分な水分が体内に溜まった状態を改善してむくみを取ります。肥満症の薬としてよく処方されます。気力体力が衰えている「虚証」にあたる人、色白でふくよかである、下肢がむくみや […]

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023 当帰芍薬散

全身の血のめぐりを良くし、水分の代謝も整える 身体のなかでは「血」が栄養素や酸素を運んでいますが、これが少ないかうすいと栄養素や熱が身体の隅々まで行き渡りません。このような状態では体の偏った場所に水分が滞留して冷えを起こ […]

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024 加味逍遙散

主に女性の身体の不定愁訴に 「瘀血(おけつ)」とは漢方独自の概念で、血液が一定箇所に滞ることで様々な障害をきたすことをいいます。加味逍遙散は「血(けつ)」の不足から生じる血行障害や鬱血を防ぎ、血液の循環をよくして、体を温 […]

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048 十全大補湯

「気」と「血」の双方を補って、気力と体力が復活 生命活動のもとになる「気」、体内に栄養を巡らす「血」が不足すると全身の機能が弱まります。十全大補湯は字のごとく「気」「血」を補う目的で処方される「補剤」の役割をはたします。 […]

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041 補中益気湯

「気」が不足し気力がわかず、疲れやすい人に なぜか気力がわかない、体がだるい、疲れやすい、など生命活動のエネルギーである「気」が不足した状態、つまり「気虚」の状態にある方が対象です。薬名のごとく、中(体の内部)を補って、 […]

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054 抑肝散

漢方における「肝」のはたらきをコントロール 漢方でいう「肝」とは肝臓そのものの意のほかに、自律神経などのはたらきを含めた神経系の機能全体のことをいいます。「肝」の状態がよく保たれていることは「気」「血」の良好な循環につな […]

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062 防風通聖散

肥満の悩みがあるときに 糖質や油分の多い食事を摂り続けると、胃に熱がたまって消化機能が低下します。また、腸に熱がおよぶと便秘を起こしがちにもなります。防風通聖散は身体を温めることで汗を出し、胃腸に留まる熱を除去するととも […]

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