プロゲステロン

プロゲステロン(Progesterone)は、女性ホルモンのひとつで、主に排卵後に卵巣の「黄体」から分泌されます。
妊娠の成立・維持に深く関わるため、「黄体ホルモン」 とも呼ばれます。


主な働き

① 妊娠の準備と維持

  • 子宮内膜をふかふかにして受精卵が着床しやすい環境をつくる
  • 子宮の収縮を抑えて、妊娠を安定させる
  • 乳腺を発達させ、妊娠・授乳に備える

② 体への影響

  • 体温を上げる(排卵後に基礎体温が高温期になるのはこのため)
  • 水分をため込みやすくする(むくみの原因にもなる)
  • 情緒に影響し、イライラや気分の変化を起こすこともある

分泌のリズム

  • 排卵後(黄体期)に急増し、妊娠が成立しないと月経直前に減少する
  • 妊娠が成立すると、妊娠初期は黄体から、その後は胎盤から分泌され、妊娠を維持する

エストロゲンとの違い

  • エストロゲン:体を女性らしくし、排卵前に増える(「育てるホルモン」)
  • プロゲステロン:妊娠を助け、排卵後に増える(「守るホルモン」)