ミニピルとは?

「ミニピル」は大きさや効果が小さいのですか?

プロゲスチン単剤について、既に発売されている諸外国での通称「ミニピル」の「ミニ」は、薬剤に含まれているホルモン(エストロゲン)の量が、従来の低用量ピルに比べて相対的に少ないことを指しています。日本では2025年に初めて承認され、あすか製薬より発売されました。

もともと経口避妊薬は大きく分けて二種類あります。

コンビネーションピル
エストロゲン+プロゲスチンの組み合わせ(トリキュラー、マーベロンなど)
プロゲスチン単剤
プロゲスチン・オンリー・ピル(POP)(スリンダ28錠など)

なぜ「ミニ」と呼ばれるのか

このプロゲスチン単剤つまりミニピルは、従来のピルに含まれるエストロゲンの量が大幅に小さいため「ミニ」と呼ばれるようになりました。つまり「ミニ」なのは錠剤の大きさではなく、エストロゲンの含有量です。このためエストロゲンに起因する副作用がより取り除かれる結果となっています。

「ミニ」という文字が薬につくことで「効きも弱いのでは?」と連想してしまうかもしれません。しかし、ミニピルはエストロゲンを含まないだけで避妊効果は低用量ピルとほぼ同等(パール指数0.4前後)で、高血圧の方など従来低用量ピルが使いにくかった方にも処方の範囲が広がりました。

ミニピルというのは通称で、医療機関では、その誤解を解くために「従来のピルと異なりエストロゲンを含まないピル」や「プロゲスチン単剤」という説明をすることがあります。実際の効能を承知してれば、ミニピルも使いやすい表現ですね。

スリンダ28錠(ミニピル) - ウィメンズヘルスケアオンライン

スリンダ28錠はドロスピレノン4mgを主成分とするプロゲスチン単剤です。従来の低用量ピルに比べ同等の効果でより多くの方に適用されます。