低用量ピルとミニピル
低用量ピルとミニピルどちらを選ぶべき?
低用量ピルとミニピルは用法を正しく守って使った場合、避妊の効果はほぼ同等です。ただし、低用量ピルに比べミニピルは、高血圧患者や喫煙者など服用可能な方の範囲が広くなる一方、服用時間により厳密さが求められます。ご自身にどちらが適しているかは医師と相談して決めましょう。
低用量ピルとミニピル(スリンダ28)の違い
服用できる人、できない人
- 低用量ピル:40歳以上の方、喫煙者、高血圧患者などは禁忌または慎重に服用する必要がある
- スリンダ28:40歳以上の方、喫煙者、高血圧患者など、従来のピルで禁忌だった方にも処方可能なことがあります
飲み方の違い
- 低用量ピル:21日間服用+7日休薬、または28日連続(21有効+7偽薬)
- スリンダ28:28日間毎日服用(24錠有効成分+4錠偽薬)
血栓症のリスク
- 低用量ピル:エストロゲンにより血栓症リスクが上がる(特に喫煙者・高年齢者で注意が必要)
- スリンダ28:エストロゲンを含まないため、血栓症のリスクは自然発症レベルに近く非常に低い
生理やPMSへの影響
- 低用量ピル:排卵抑制効果があり、生理痛やPMS緩和が期待できるが、生理周期の安定化や出血量の減少も期待できる
- スリンダ28:排卵抑制効果があり、生理痛やPMS緩和が期待できるが、特に初期には不正出血が出やすい
それぞれの副作用
- 低用量ピル:エストロゲン由来の副作用が比較的多いが、不正出血は少なめ
- スリンダ28:エストロゲン由来の吐き気、むくみ、乳房の張り、頭痛が少なめ(エストロゲンを含まないことがこの理由)
有効成分の違い
- 低用量ピル:エストロゲン(エチニルエストラジオール)+プロゲスチンの2種類
- スリンダ28:プロゲスチン(ドロスピレノン4mg)
スリンダ28錠はエストロゲンを含まないため、副作用や禁忌の範囲が異なります。これが低用量ピルとスリンダ28錠(ミニピル)との大きな違いです。







