低用量ピルの年齢制限
ピルに年齢制限はありますか?
WHOMEC(世界保健機関の医療資格基準)によると、低用量ピル医学的な禁忌がない限り、生殖可能年齢のいかなる時期でも服用可能としています。ただし、この薬の処方を受けるには、使用者に血栓性の素因があるなど様々な身体特性、喫煙などの生活習慣、などがないかなど医師の確認が行われるため、場合によっては処方が受けられないことがあります。
次に挙げるのは医師が診察時に確認する可能性がある項目です。数は多いですが、心当たりがあれば医師に申し出て下さい。
現在の身体状況
最後の月経、不正性器出血、妊娠中または妊娠の可能性、授乳の有無、喫煙(あれば本数)
現在治療中の疾患
服用中の薬、アレルギーの有無
過去の病歴
血栓性の疾患の既往歴、高血圧、高脂血症、胆道疾患や肝障害、子宮頸癌・乳癌、ポルフィリン症、テタニー、耳硬化症、流産、妊娠中毒症、家族の血栓症既往歴