不妊症とはどのような状態?
不妊症の診断基準
日本産科婦人科学会は不妊症を、日本では、妊娠を望む健康な男女が、避妊をしないで性交していたにもかかわらず、1年間妊娠しない場合を「不妊症」といとしています。
一般的に排卵日付近の性交で妊娠する確率は約20%、およそ1年以内には約90%の女性(30歳代の女性も含む)が妊娠できるとされています。しかし男女共に加齢と共に妊娠する、およびさせる力が低下します。そのため1年以内に妊娠に至らなければ不妊症が疑われ、女性側または男性側、あるいは両方に何らかの原因が隠れている可能性があります。ただし明らかな原因が疑われる場合は1年を待たず医療機関に相談する必要があります。
低用量ピルは、服用を中止後に、月経(消退出血)があればそこからは通常の月経サイクルに戻り、妊娠が可能となります。