ノルレボ錠の「緊急避妊」の意味
ノルレボ錠の「緊急避妊」の意味を詳しく解説します。
1. 緊急避妊とは何か
緊急避妊(Emergency Contraception, EC)は、通常の避妊が失敗したり避妊を行わなかった場合に、妊娠を防ぐために行う一時的な避妊法のことです。
- タイミングが重要:性交後できるだけ早く(72時間以内)に使用するほど効果が高くなります。
- 通常の避妊法(ピル、コンドームなど)の代わりではなく、あくまで緊急用です。
2. ノルレボ錠の緊急避妊のメカニズム
ノルレボ錠(レボノルゲストレル 1.5mg)の作用は以下の通りです:
- 排卵の抑制
- 脳の視床下部・下垂体に作用し、排卵(卵子の成熟・放出)を遅らせます。
- 排卵が起こらなければ、受精はそもそも起こりません。
- 受精や着床への影響(補助的)
- 卵子と精子の受精や受精卵の子宮内膜への着床を妨げる作用も報告されていますが、主作用は排卵抑制です。
注意:ノルレボ錠は既に妊娠している場合には妊娠を中断する作用はありません。
3. 使用条件・効果
- 使用条件
- 避妊をしていなかった性交
- コンドーム破損や使用忘れ
- その他避妊失敗時
- 服用タイミング
- 性交後 できるだけ早く(72時間以内が推奨)
- 避妊成功率
- 性交後24時間以内:約95%
- 性交後72時間以内:約85%
- それ以降は効果が著しく低下
4. 緊急避妊の位置付け
- 通常避妊法のバックアップ
- コンドームや低用量ピルなどの通常避妊法が失敗した時に使う。
- 妊娠中には効果なし
- すでに妊娠している場合には効かない。
- 繰り返し使用は推奨されない
- ホルモン負荷が大きく、生理周期や月経に影響する可能性があるため。
まとめ
- 緊急避妊とは「性交後に妊娠を防ぐための臨時避妊法」
- ノルレボ錠は主に排卵を抑制することで妊娠を防ぐ
- 妊娠中には効果がなく、あくまで妊娠していない女性が対象







