09/25/2024
片頭痛患者がピルを使用するとき 片頭痛は日本人女性では20~40才に罹患率が高く、女性では独立した虚血性脳卒中のリスク因子であって、この状態でピルを使用することはリスクを高めることになります。服用前に頭痛があって片頭痛の […]
09/24/2024
耳硬化症患者がピルを服用できるか 耳硬化症はアブミ骨が固着し伝音難聴をきたす進行性の疾患です。性成熟期の女性に多く発症し、妊娠で憎悪することから、女性ホルモンとの関連が疑われていましたが、1970年代以降の研究ではいずれ […]
09/23/2024
喫煙者がピルを使用する時の注意 ピル使用者のなかで喫煙者は心血管疾患、特に心筋梗塞のリスクが高くなります。心筋梗塞のリスクは喫煙とピルの服用の相乗効果の様相を呈し上昇するとも考えられています。WHOなどで定める適格基準で […]
09/22/2024
リウマチ性疾患患者がピルを使用するとき リウマチ性疾患は、結合組織、骨、関節の炎症疾患や、自己免疫疾患を総称するもので、このうちSLE（全身エリテマトーデス）では特に若い女性において虚血性心疾患、脳卒中、深部静脈血栓症の […]
09/20/2024
高血圧患者がピルを使用するとき 収縮期血圧（上の血圧）が160mmHg 以上や、拡張期血圧（下の血圧）100mmHg 以上の値が持続的にある場合はピルの服用は禁忌です。また、収縮期血圧（上の血圧）が140~159mmHg […]
09/19/2024
ピル服用とVTE（静脈血栓塞栓症）の関係 VTE（静脈血栓塞栓症）は血流のうっ滞により血栓が生じ、静脈還流に障害を与え得る病態です。ピル服用時の稀ではあっても重大な副作用です。ピルの服用が、血液を凝固させる因子であるフィ […]
09/18/2024
ピルの服用と乳がんリスクの関係 ピルの使用と乳がんのリスクについては様々な研究があります。日本乳癌学会による乳癌診断ガイドライン2018年度版では、ピルの使用はリスクを増加させる可能性がある（エビデンスグレード：Limi […]
09/17/2024
ピル使用は気分に変調をもたらすか 一部の女性はピルのマイナーな（重大ではない）副作用によって使用をやめることがありますが、その理由の一つとして気分変調をあげた人が5%でした。ただし、思春期、若年成人女性を対象とする大規模 […]
09/16/2024
ピルのにきび（尋常性挫瘡）への効果 にきびと呼ばれる挫瘡とは、顔面、胸背部の毛包、脂腺系でおこる脂質代謝異常、角化異常、細菌の増殖が組み合わさって関与する炎症性疾患です。にきびは体内のテストステロン（男性ホルモン）がDH […]
09/15/2024
ピルの骨に対する影響 ピルにも含まれているエストロゲン（女性ホルモン）は骨の新陳代謝に際し、骨からカルシウムが溶けだすのを抑える働きがあります。 このため、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下すると、急に骨密度が減って […]
