ホルモン検査とは

「ホルモン検査」とは、血液や尿、唾液などを用いて体内のホルモンの量を測定する検査です。女性・男性ともに健康管理や妊活、更年期、排卵周期の確認などに用いられます。


1. ホルモン検査の目的

  1. 妊娠・排卵の確認
    • 排卵しているか、ホルモンバランスが正常かをチェック
  2. 不妊治療のサポート
    • 卵胞の成熟状態、黄体機能、男性の精子形成に関わるホルモン確認
  3. 更年期・性腺機能の評価
    • 女性はエストロゲン・プロゲステロン
    • 男性はテストステロン
  4. ホルモン異常や病気の診断
    • 甲状腺機能低下・過剰、下垂体異常、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など

2. 主なホルモンと検査タイミング

女性向け

ホルモン 意味 検査タイミング
FSH(卵胞刺激ホルモン) 卵胞の発育促進 月経周期2〜5日目
LH(黄体化ホルモン) 排卵誘発 月経周期2〜5日目、排卵直前
エストロゲン(E2) 卵胞の成熟・子宮内膜維持 月経周期2〜5日目
プロゲステロン(P4) 黄体期・妊娠準備 排卵後7日目くらい
AMH(抗ミュラー管ホルモン) 卵巣予備能の指標 月経周期問わず

男性向け

ホルモン 意味
テストステロン 精子生成、性欲、筋肉量維持
LH テストステロン分泌の刺激
FSH 精子形成の指標

3. 検査方法

  1. 血液検査
    • 一般的で最も正確
    • 採血時間や周期によって基準値が変わる場合あり
  2. 尿検査
    • LHサージの確認(排卵日予測に使われる)
  3. 唾液検査
    • ホルモン量の傾向を簡便に確認できる

4. ホルモン検査の活用

  • 妊活:排卵日や卵巣機能の把握
  • 更年期チェック:ホルモン低下の確認
  • 治療方針決定:不妊治療、ホルモン補充療法など
  • 健康管理:体調不良や生理不順の原因特定

ポイント:

  • 女性ホルモンは周期によって大きく変動するため、検査日と周期を医師に伝える必要あり
  • AMHは周期に影響されないので、卵巣予備能評価に便利