ピルまとめ処方
大腸がんリスクの低下
ピルと大腸がんのリスク低下の関係 ピルの服用が大腸がん(結腸がん、直腸がん)のリスクを減少させることが報告されています。その正確な機序についてはまだ不明なところがありますが、ピルの服用で、メチル化抑制、マイクロサテライト […]
子宮体がん(子宮内膜がん)のリスク低下
ピルと子宮体がん(子宮内膜がん)のリスク低下の関係 ピルは子宮内膜の増殖を抑制するので、ピル服用が子宮体がん(子宮内膜がん)のリスクを低下させると考えられています。また、服用期間が長いほどそのリスクを低下させることが知ら […]
卵巣がんのリスク低下
ピルと卵巣がんのリスク低下の関係 卵巣がんの原因は、遺伝的要因以外では、継続する排卵、卵子の生成を促す性腺刺激ホルモンの過剰刺激、炎症などの関与が考えられます。ピルの服用中は排卵が抑えらているため、排卵による卵巣上皮の損 […]
子宮内膜症の再発予防
子宮内膜症の術後再発予防に対する効果 子宮内膜症は薬物、手術療法ともに30~50%に再発が認められるため、閉経まで長期間の観察が必要な慢性疾患です。術後無治療の場合、再発率が34%であるのに対して、術後にピルを連続服用し […]
子宮内膜症の病巣縮小
ピルの子宮内膜症の病巣縮小に対する効果 子宮内膜症の病巣は、腹膜病変、卵巣子宮内膜症性嚢胞、深部子宮内膜症、希少部位子宮内膜症があります。ピルは排卵の抑制や、卵巣嚢胞内への新たな出血も抑えるはたらきがあるため、ピルの服用 […]
ピルを止めた後の排卵回復
ピル服用終了後の排卵回復の時期 ピルの服用を中止または終了したあと、1相性ピル(ファボワールなど)では服用中止後の3ヶ月以内で約98%、3相性ピル(マーベロンなど)では3ヶ月以内に94%で排卵が確認されています。このよう […]
服用開始年齢と骨の成長
ピルの服用開始年齢と骨の成長 ピルはWHO適格基準によれば初経から閉経まで処方できるとされていますが、日本では骨成長が終了していない可能性のある患者には禁忌としています。骨端線(成長期に見られる骨が成長するために必要な成 […]